たこ焼き屋がオープン

2025年5月5日、佐世保市にたこ焼き屋さんがオープンします!
名前は「Shin-G55」(しんじーごーごー)。
実は、シンジーゴーゴーはただのたこ焼き屋ではない。
佐世保で最も隠れているたこ焼き屋さんなのだ。
お店のことを知っている人しか辿り着けないと断言する。
それでいて、たこ焼きはオーナーさんが研究を重ねた末に完成させた唯一無二のものが味わえる。
こんなのワクワクするしかないでしょ!
他にも魅力がいっぱいなシンジーゴゴーなので、その魅力を可能な限りお伝えしようと思う。
お店に辿り着ける?

シンジーゴーゴーは、とにかくお店が住宅地の奥の奥ににある。
Googleマップで住所の場所を確認しても、いまいちピンとこない。
ストリートビューで確認しても、いまいちピンとこない。
それぐらい隠れていて、無性にワクワクするたこ焼き屋さんだ。
この「知る人ぞ知る」感がたまらんです!
住所とGoogleマップを記事の最下部に載せているので、是非場所をチェックして欲しい。
場所の目印

お店に向かう際、目印になるのが「木原町公民館」だ。
公民館の住所:長崎県佐世保市木原町1832
この公民館の向かい側にある細道の先にシンジーゴーゴーがある。
駐車場については、Instagramに案内が出ているので確認して欲しい。
お店はオーナーさんがDIY

細い道の先に現れるのが、アメリカンなデザインのお店。
まさか、こんな場所にアメリカンなたこ焼き屋さんが出現するなんてと脳がプチパニックになった。
ちょっとした驚きと、感動が同時にやってくる。
面白いぞ!
この可愛いお店は、オーナーさんが1年をかけてDIYして完成させたものだという。
こんなクオリティの高いデザインのお店がDIYだなんてスゴイな。
オーナーさんについて

興味がどんどん湧いてくる個性的なお店だが、何故ここでたこ焼き屋さんを始めようと思ったのだろう。
すると、オーナーさんは少し前に大きな病気を患ったという話をされた。
その際に命について考えることになった。
「生きたい」という想いと、「まだアレもしたい」「コレもしたい」という想いに強く気付いたそうだ。
回復されてからは、助けてくれた人に恩返しがしたい、人を笑顔にしたいと考える様になったみたい。
その結果、全てを含めて行き着いた答えが「たこ焼き屋」だ。
ご家族の協力があってのたこ焼き屋のオープンなのだが、オーナーさんのご家族もとっても素敵な人たちだった。
シンジーゴーゴーは、人の温かさに溢れたお店だと感じました。
こだわりのたこ焼き

シンジーゴーゴーの良さは、人柄だけじゃない!!
たこ焼きへの「こだわり」「熱意」が詰まっている。
大阪のたこ焼きを食べ歩いて研究し、オーナーさんが思う理想のたこ焼きを追求しているのだ。
たこ焼きは注文を受けてから焼き始めるので、出来立ての美味しいたこ焼きが食べられます。
これ、めちゃめちゃ嬉しい!
待ち時間が15分〜20分程度かかりますが、焼きたてが食べられる喜びには代えられない!
更に!タコは魚屋さんから仕入れて、お店で茹でたもの!
「人を笑顔にしたい」という気持ちの本気っぷりが伝わってくる。
メニュー表

いやー、安いなー!
シンジーゴーゴーのたこ焼きは大玉だし、食材もこだわりも詰まっているのにこの価格!
ドリンクも150円だし。
駄菓子屋さん感覚で楽しんで欲しいという気持ちが全面に押し出されている気がする。
実食レポート

全種類を食べてみる!スッゴく美味しそう!!
たこ焼きが焼かれている際の香りが良くて、待っていた時間なんてあっという間に感じた。
タコ、紅生姜、天かす、ネギが贅沢にたこ焼きに入っていて、焼いている様子を見ているだけでヨダレが出る勢い。
しかも、サイズが結構大きいので、たこ焼きを目の前にした時の感動がある。
早速、どんどん食べていこうと思う。
スタンダードたこ焼き

まずは、オーナーさんオススメのスタンダードたこ焼きから!
たこ焼きといえばコレだよねっという、まさに「スタンダード」を目指した懐かしさも感じるたこ焼き!
それにしても、1個のサイズが大きくて存在感がある。
大きなたこ焼きを一口で一気に食べてみる。
めっちゃ美味しい!!!生地が美味しい!!!
出汁の美味しさや、食材の風味を感じるし、生地に味がシッカリと乗っている。
熱々は生地がカリっとして、中は熱々のとろっとろ。
これがオーナーさんが大阪で勉強をして、試作を繰り返した成果か!
うんまっ。

あと、マヨネーズも他とは違う。
色が真っ白なマヨネーズだなと思ったら、酸味が抑えられたマヨネーズらしい。
マヨネーズの味がたこ焼きの味を邪魔しない強さな上、全然重たくなくて食べやすい。
トッピングも含めて、全体で一つの味になっている完成度の高いたこ焼きだ。
タコもシッカリとした大きさが入っていて満足感がある。
これで5個300円は安過ぎでしょ。
ねぎポンたこ焼き

次!ねぎポン!!!
これをねー、僕としては一番推したい!めっちゃ美味しい!!
ネギが嫌いという人以外には、漏れなくオススメしたいたこ焼き。

ネギってスーパーで買おうと思っても、最近はお値段が高いじゃないですか?
そんなネギが山盛りにに乗っている。
こんなに乗せていいんですか?ってオーナーさんに聞いたんですよ。
すると、オーナーさんが「ネギがたくさん乗っている方が美味しいのでケチりたくないんですよ」という返事。
加えて、たこ焼きというのは高級品ではなくて、身近な食べ物であって欲しいという思いから、お値段は限界まで下げたいという考えもあるそうだ。
だから、農家さんからネギを仕入れるなど工夫をされているんだって。
食べてくれる人を笑顔にしたいという想いが、ねぎポンたこ焼きからは強く表現されている気がした。
いやー、それにしても本気で美味しい!
チーズたこ焼き

次は、オーナーさんのご家族が大好きでオススメだという「チーズたこ焼き」!
オーナーさんと僕とご家族とで、見事にオススメが分かれたのが面白い。
たこ焼きって面白いなって思うし、本当に好みって人それぞれだなって楽しくなった。

そんなご家族オススメのチーズたこ焼きですが、これも美味しい!
熱々のたこ焼きに温められて、チーズが次第にとろとろになっていく。
完全に溶けると、たこ焼きを持ち上げたときにチーズがビヨーンと伸びてくれる。
チーズを食べる時は、このチーズの伸びが何よりの楽しみ。
チーズの濃厚な風味と魚粉の旨みを感じるので、小さいお子さんとか絶対好きだと思う。
たこせん

最後は、佐世保ではまだまだ珍しい「たこせん」!
たこ焼きを”えびせん”でサンドして食べます。
大阪のたこ焼き屋さんでは当たり前にラインナップされているらしい。
食べ方は佐世保バーガーと同じで、上下から潰してペチャンコにして食べるそうだ。
折角のたこやきを潰すの?!
って思ったけど、潰すと食べやすいし、これまた美味しかった。
注意点は、時間が経つと”えびせん”が水分を吸って固くなっちゃうので、手に取ったらすぐに食べてしまいましょう。
パリパリの”えびせん”と、潰されてとろとろになった熱々な”たこ焼き”を最高に美味しい状態で食べる幸せ。
僕、これもリピートすると思う。好き。
まとめ

お店がオープンできることについて、「夢みたいです」と仰るオーナーさんのお顔が印象的だった。
たこ焼きは、オーナーさんがお子さんたちが小さい頃に毎月のように作ってあげていた思い入れのあるお料理。
子供達が喜んで食べてくれるのが嬉しかったそうです。
そんなたこ焼きは、熱々の状態で食べるのも最高に美味しいし、冷えても美味しかったのはお伝えしたい。
お店にたどり着ける人がどれだけいるかは分かりませんが、美味しいたこ焼きが食べたい人は是非足を運んで欲しい。
きっと、喜びと感動があると思うし、オーナーさんの目指す「人を笑顔にしたい」がどんなものかが伝わるのではないかと思う。
店舗詳細情報
住所
長崎県佐世保市木原町1883
営業時間
不定:基本的には10時〜18時
週末は可能な限り営業
Instagramで営業日時を発信
定休日
不定休
支払い方法
現金、PayPay(いづれ対応)
駐車場
あり
※Instagramを確認