佐世保に看板が無い完全予約制の超隠れ家日本料理店がオープン！料理屋ときの1日2組限定ランチを食べてきた！

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知らなければ、見つけることは不可能

※2024年1月いっぱいで、3,000円コースは提供終了されました

2023年9月1日、佐世保市にスゴい日本料理店がオープンした！

なんと、看板が一切存在しないお店だ。

お店のことを知らない人は、絶対に辿り着ことはできない。

例えご近所さんであっても、お店に辿り着くことはできないだろう。

それが、今回紹介をする「料理屋 とき」だ。

この記事を見た人だからこそ、料理屋ときに行くことができる。

どこにお店があるのか、お店への切符となる情報を今回は紹介したいと思います。

サンロードビルの２階だ！

問題となるお店の場所だが、エレナ京坪店の向かい側だ。

サンケーキで有名なフルール服部があるビルのお隣「サンロード」ビルの２階にお店がある。

こんなところに日本料理店があるの？！

地元の人であれば、意外だと思う場所だろう。

しかし、ココに本当にお店が存在している。

２階へ上り、階の一番奥へと進む。

すると、木のストライプが特徴的な扉があるはずだ。

この扉の奥が「料理屋 とき」。

看板無し！完全予約制の日本料理店！

腰が引けるぐらいなスペシャルなお店。

とうとう・・・とうとう来てしまった！

予約ですが、InstagramのDMからOKです。

６席限定！超スペシャルなお店！

ライブキッチンになっていて、席数は6席だけという特別感しか無いお店。

大衆向けの料理ではなく、お客さんをとにかく大切にしたいという姿勢が見て取れる。

予想外だったのが、お店に入ると意外にリラックスできる雰囲気だったこと。

なぜなら、オーナーさんのお人柄がめちゃめちゃ良かったから。

物腰が柔らかくて、優しい人なのが空気で伝わってくる。

それが、高級感のあるお店なのに、全く肩肘張らずに過ごせる最大の理由。

高級料理店のオーナーさんというと、怖いイメージがあったり、性格が強いイメージがあったりする。

でも、料理屋ときのオーナーさんは、まるでカフェの店長さんみたいな雰囲気。

こういうお店が初めてな人は、絶対に料理屋ときが最初のお店としてオススメ。

こんなに居心地が良い高級料理店は初めてかもしれない。

360度画像で店内をチェック

11月からランチがスタート！1日2組限定！

現在、料理屋ときはディナーの営業のみとなっている。

しかし！11月1日からランチ営業がスタートする！！！

しかも、価格が3,000円ポッキリ！税込で！

ただし、1日2組限定です。

ランチのメニューは１種類で「鯛茶漬けコース」のみ。

もちろん、完全予約制なので前日までに要予約。

このランチが破格の価格設定なので、これを今回は先行で紹介したいと思います。

ちなみに、営業が忙しくなったらランチ営業は無くなる可能性大なので、絶対に今のうちに行っておきましょう。

※2024年1月いっぱいで、3,000円コースは提供終了されました

夜は月替わり12,100円コースのみ！

ディナーは月替わりのコース料理 12,100円のみ。

なんて分かりやすいメニュー構成！

僕は高級料理店と言いましたが、高級料理店の中ではかなり安価なお店に分類されます。

むしろ、料理のクオリティの高さから考えると非常に安い。

これが佐世保価格！

都心や都会にあるお店だったら、これは考えられない価格です。

観光者や、県外から佐世保を訪ねてきた人などには特にオススメできるお店。

驚くと思う。

ドリンクメニュー

お店ではお茶を出してくれますが、お酒やドリンクを楽しみたい人は別途ドリンクメニュー有りです。

騒ぐわけでもなく、お酒を嗜むことが好きな人には料理屋ときはピッタリ。

これが3,000円だって？！ハイレベル！

これが、ランチ3,000円のお料理の全容！めちゃめちゃ豪華！

このお料理たちが目の前のキッチンで作られ、１品ずつテーブルに出てくる。

少人数制で完全予約制の高級日本料理店のランチが3,000円！

ライブキッチンで、コース料理が１品ずつ目の前から出てくるのに3,000円！！

この驚き、伝わります？！

後述しますが、めっちゃ美味しいし、お料理に一つずつに手間暇がシッカリとかかっている。

それでこの価格は、サービス価格以外の何者でもない。

本当に美味しいお料理が食べたい人、繊細なお料理を味わいたい人、特別な日に食べるお料理を探している人はいますか？

絶対にすぐ予約が埋まると思うので、少しでも食べたいと感じた人はすぐに予約をしておくと良いと思う。

※コースのお料理内容はその時々で変わります

目の前で１品ずつお料理が作られる

明るくて優しいオーナーさんが、目の前でお料理を仕上げていってくれます。

プロの作業が目の前で見れる面白さってありますよねー！見ていてワクワクする！

せっかくのライブキッチンなので、もうガン見しちゃいましょう。

お料理も素敵ですが、エンターテイメントとしても楽しめちゃうというのが良いですよね。

お料理が出されるときは、オーナーさんが軽くお料理の説明もしてくれます。

シンプルに美しい！

これは美しい！！”美”ですね！！

食材をどう活かしていくか、その結果辿り着くシンプルな美しさ！

お家では食べることができない境地なので、外食するならこういうお料理を食べたいと心から思います。

ちなみに、このときに出た最初のお料理は「イチジクの揚出し 林檎のみぞれがけ」です。

こんなお料理見たことない。

食べると、イチジクのジューシーな果汁とサッパリとした甘さが溢れ出してくる。

そこに、林檎の甘さと優しい味が加わっていた。

薄口醤油ベースのあんかけが味をシッカリ引き締めてくれているので、すごく食べやすくて後味がサッパリ。

このお料理、めちゃめちゃ好き。

季節を感じるし、何よりスッゴく美味しい。

毎日でも食べたいし、朝昼晩全部で食べたい。本当に。

料理屋とき、最初からスゴ過ぎる。

煮麺、絶品よ

そうこうしている間に、目の前では次のお料理が作られていく。

次に出たのが、「鶏そぼろと茸の煮麺」。

島原のお素麺を使われていたので、島原のお素麺って美味しいですよねーとか話をしながら待つ。

お素麺が包丁で切られ、器に丁寧に盛り付けられていく。

作業風景を見ていると、”お素麺ってそんなに気を遣えるお料理だったんだ”っと、お素麺への認識が変わるし、お素麺の可能性を感じて面白かった。

僕が家で作る、お湯にドボーン！箸で麺をザバーン！上に氷をジャラ！完成！とは全く違うお素麺の姿が目の前にある。

鳥獣戯画のお椀だ！！！可愛い！！

こういう遊び心にオーナーさんの人柄が出てる気がする。

蓋、オープン！うわっ！良い香りっ！！！

出汁の香りが良い！！

食べるてみると・・・やっぱり出汁が絶品。

日本料理店の出汁、最高に美味しい。

出汁の味の後から、ほんのりと香る酢橘の良い匂いがある。

この最後の香りにまで気を遣っているところが、さすがは高級料理店だと感じる。

別に僕は食通でも食の評論家でもないが、それでも料理屋とき がどれだけお料理に神経を使っているのが伝わってきた。

とき、素晴らしい。

これで3,000円か。

本当に3,000円で提供して大丈夫なのだろうか。

いや、大丈夫じゃないと思う。

食で季節を感じる！

次に出てきたのは「八寸」（はっすん）。

器に盛られた、海と山との様々なお料理を少しずつ楽しめるもの。

紅葉が飾られていて、器には秋が充満している。

紅葉とかは直接お料理の味には関係しないのだが、そういうものに手間をかけられるのが良いお店なのだと僕は思っている。

小さな心遣いの数々、本当に料理屋とき は素晴らしい！

この時の八寸の内容は、根三つ葉、菊、イカのおひたし、カマスの南蛮漬け、揚げ銀杏、自家製じゃこてん、海老と生麩の田楽。

田楽の味噌煮は、海老から取った出汁が使われている。

全部に共通していることだが、どれを食べても香りが良い！

その上、食べた際の味もスゴく美味しい！

更に、感動したのはお料理の後味。

後味に透明感があり、次のお料理を味わう際の邪魔に全くなっていない。

なんて完成度の高いお料理なんだ。

一つ一つのお料理と向き合いながらの食事は、とっても充実している。

こういう非日常こそが ”特別な時間” なのだろうと思う。

それにしても、ひたすら美味しいなぁぁああああ！！最高！

なんてキレイな茶碗蒸しなんだ！

お肉がたっぷり！

これは何だろうと思ったら、茶碗蒸しだった。

お肉が乗ったただの茶碗蒸しというわけではなくて、何と平戸牛の牛スジの茶碗蒸し。

絶対美味しいやつだ、コレ。

牛スジがぷるっぷる。

牛スジ、めちゃウマっ！ご飯が欲しくなる！！

お肉の味が濃厚なのですが、茶碗蒸しの優しい味で見事にバランスが取れている。

ずっと食べていたいぐらい美味しい。

香りがめちゃめちゃ良いの

僕が、このランチで一番気なっていたのが白米！！！！

何故かというと、土鍋でご飯を炊いている。

この土鍋で炊ける御飯の量に限りがあるため、ランチは1日2組限定となっている。

そのご飯で、鯛茶漬けが食べられるというのだから、気にならないはずがない！

蓋の中から大量の湯気！その奥にツヤッツヤの白米！

お家の炊飯器とは一味違う、お米の良い香りがする。

土鍋でご飯を炊くと美味しくなるというのが香りで伝わってきた。

このご飯で鯛茶漬けか・・・最高でしょ。

お茶漬けの鯛だが、今回は天然の鯛だった。

これは旬であったり、その時の状況によって出てくるお魚が変わります。

その時に一番美味しいお魚が出てくると思っていい。

料理屋ときのお料理全部に言えますが、何が出てくるか分からないドキドキ感が良いなと思う。

食べ方は自由！鯛の茶漬け！

炊きたての土鍋ごはんで食べる鯛茶漬け！茶漬けは出汁茶漬け！

そこに、味噌汁、お漬物が付いてきます。

鯛茶漬けは、まずはそのまま食べるもよし、漬丼にするもよし、いきなり茶漬けにして食べるもよしだ！

食べ方は自由なので、自分が一番満足する食べ方で食べちゃおう。

鯛の周りに胡麻だれ。

まずはそのまま食べてみたのですが、胡麻ダレが濃厚でめっちゃ美味しかったぁぁぁああああ！

鯛も存在感が全く胡麻ダレに負けておらず、鯛の力強さにも感動した。

大葉の香りも爽やかで、口の中をサッパリとさせてくれる。

最後に出汁をたっぷりかけて食べると・・・やっぱり出汁よ！出汁！！！！！

こりゃ美味し過ぎる！！！

胡麻ダレの強い味に負けないように、少し濃いめに取られた出汁。

これが本当に絶品！！！！！

料理屋ときの主役は、僕は出汁だと思う。

鯛、胡麻ダレ、出汁が口の中で一つになったときの旨味ったら最高です。

そういえば、土鍋ごはんは多めに炊いているそうなので、白米のおかわりOKだそうです。

せっかくなので、おかわりすることをオススメします。

こんな美味しい味噌汁ある？！

感動したというと、何気にこの具のない味噌汁が一番感動したかもしれない。

何度も言うが、出汁がめちゃめちゃ美味しい。

シッカリとした出汁、お味噌の旨味、これをシンプルに楽しむ味噌汁。

ダイレクトに楽しめるからこそ、その美味しさに感動した。

デザートまで美しい

最後はシッカリとしたデザートまで出てきた！

日本料理店だと、最後のデザートがフルーツ盛り合わせというのは結構ある。

個人的には、ちょっとそれはガッカリする。

しかし、料理屋ときは、ちゃんとデザート！スイーツ！

出てきたのは、「ムースと洋梨（コミス）白ワインジュレ」。

ネーミングからオシャレなんですけど。

料理屋ときのオーナーさん、こんなスイーツまで作れるんですね。

柔らかく、少しモッチリ感もあるムース。

爽やかに甘く、ジュレのほんのりとした酸味が後味をサッパリとさせてくれる。

とっても美味しい！

最後の最後まで美味しくて大満足。

これはお値段以上過ぎる

料理屋ときは食材にこだわり、地元の食材はもちろん、珍しい食材は遠方からお取り寄せをされている。

そして、手間暇をかけた調理、考え抜かれたお料理の組み立て。

少人数制で厳選された空間。

これで、ランチが3,000円ですよ！！！

最高だった。

今しかないチャンスと思って、看板の無い料理屋ともに是非早く足を運んでみて欲しいと思います。

スゴイお店がオープンしたなと感じました。

※2024年1月いっぱいで、3,000円コースは提供終了されました

店舗詳細情報

住所：長崎県佐世保市京坪町4-13 サンロードビル201

営業時間：12時〜14時30分（11月1日からランチ営業）、18時〜22時

定休日：日曜日、不定休あり

電話番号：090−3327-6394

予約方法：12時〜17時までは電話かInstagramのDM、17時以降はInstagramのDMでのみ受付

支払い方法：現金、クレジットカード

駐車場：無し

貸切対応：有り（４名様以上）

SNS：Instagram

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