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スゴイことを始めたよ
佐世保市で中華料理のお店といえば、間違いなく「中国魚菜とも」の名前が挙がるだろう。
それぐらい、お料理の実力が圧倒的なのだ。
佐世保では高級中華料理に分類されるが、どう考えても”安い”、いや、”安過ぎる”。
そんなコスパモンスターな中国魚菜ともが、11月まで限定でスゴいコース料理を始めた。
”ふかひれのコース料理”だ。
ふかひれの姿煮といえば、普通は単品で１万円を普通に超えてくることが多い高級料理。
それがなんと、税込5,500円で食べられる。
しかも、コース料理で。
本当にあり得ない。
実際に食べてきたので、どんなコース内容で、どんなクオリティだったのかをレポートしたいと思う。
他とは一味違うスタイル！
お店の中に入ると、比較的少人数制でありながら、気軽な雰囲気もあって丁度いい空間となっている。
町の中華屋さんとは全く違う、ワンランク上の中華料理店だ。
質の高さと、馴染みやすい居心地の良い空間という2つがシッカリと両立されていた。
お店には個室があり、個室は人気が高いらしい。
もし、個室を希望する場合は早めの予約を心掛けると良いだろう。
360度画像で店内をチェック
超お得！ふかひれショートコース！
これが今回食べる「ふかひれショートコース」のメニュー表だ！
昼夜OKだが、前日までの要予約制という点には気を付けておこう。
予約はInstagramのDMからも可能なので気軽にお問い合わせできる。
2023年10月まで限定となっているが、11月まで継続して提供してくれるそうだ。
お子さんと一緒の場合、お子様には夜専用の単品メニューからチャーハン等が注文できないか相談してみよう。
コース料理（昼夜OK）
そういえば、とものランチにも変化があった。
今までのランチ限定サービスランチが無くなり、予約制のコース料理のみとなった。
ランチをよく利用されていた人、これからランチに行ってみようと考えていた人は覚えておこう。
単品メニュー（夜専用）
夜は、コース料理に加えて単品料理が注文可能。
メニューにある、醤油ラーメンがめっちゃ気になる。
お値段が安いというのもあるが、それ以上にともが作る醤油ラーメンというのが気になり過ぎる。
佐世保は豚骨ラーメンが多いので、醤油ラーメンは珍しい。
食べてみたいぞ！
ドリンクメニュー
ソフトドリンク、アルコールもある。
この中でも、ソフトドリンクの「シャンピン烏龍茶」は一度は飲んでみて欲しい。
普通の烏龍茶とは全く異なる、芳醇な香りが楽しめる高級烏龍茶です。
なかなか他では見かけないので、せっかくだったらこの機会に味わってみるのも良いと思う。
夜限定！テイクアウトメニュー！
テイクアウト情報！
テイクアウトって便利ですよねー。
外食まではしたくないけど、美味しいものを食べたい。
そんなことって結構多い。
とものお料理はそんな時にはもちろん、おもてなしや手土産にもピッタリだから嬉しい。
何と言っても、ワンランク上のお料理だから。
心と体に潤いを求めている時、大切な時間を過ごす時などにこのテイクアウトはピッタリだと思う。
ショートコースとは！？
これが、噂の「ふかひれショートコース」だ！
ふかひれショートコースの説明には「通常のコースよりも少なめの短いコース」とある。
今回のコース内容をよく見てみよう。
「よだれ鶏」「青椒肉絲」「ふかひれ煮込み」「麻婆豆腐」「杏仁豆腐」、そして白米。
メイン４連発にデザートという大盤振る舞いだ。
ボリュームも十二分にある。
”通常のコースよりも少なめ”・・・・”ショートコース”・・・僕の中で”少なめ”の常識が壊れそうだ。
これで5,500円は驚きである。
ともの通常メニューの価格を確認すると、このコースは実に半額に近い超サービス価格なのが分かる。
元々コスパが良くて、手間や材料を考えると安過ぎるとものお料理から更に約半額なのだ。
この衝撃は、とものお料理を食べたことがある人ならば理解してくれるはず。
ショートコースの前菜は、この時は「よだれ鶏」。
低温調理された長崎ハーブ鶏が柔らかいし、水分をよく含んでいてペロリと食べられる。
しかも、お肉の香りが良い。
そこに、ピリ辛で中華らしい味の濃厚ソース、カシューナッツの香ばしいアクセントが加わる。
前菜から全力で美味しい。
ソースがピリ辛で濃厚ですが、後味がスッキリと切れる。
良い意味で後を引かないので、後から運ばれてくるお料理の味の邪魔をしない。
コース全体の流れやバランスを考えたお料理の構成も、ともの実力が分かるポイント。
次に出てきたのが、青椒肉絲！
こちらは今回のコース料理用に作られたもので、島原の赤豚を使った特製の青椒肉絲だ。
結構ちゃんとしたボリュームがあり、しっかりと一品サイズという印象。
豚肉がプリッとしていて、すごく美味しい。
タレが具材に満遍なく絡んでいて、どこを食べても無駄なく旨味を味わえる。
旨味があるのに、食べていて全然違くどくない。
この後にメインであるフカヒレが登場するのだが、そこに至るまでの絶妙な繋ぎとなっている。
お料理単品としても成立しているし、コースの繋ぎとしても成立しているというクオリティの高さ！
ふかひれ、デカっ！！立派！
メインのフカヒレがキター！！！！！
佐世保でフカヒレが食べられるお店なんて、一体何軒あるのだろう。
貴重な体験だ。
フカヒレを味わうポイントは、ズバリ「煮汁」。
お店の命である煮汁がフカヒレにどれだけ染み込んで、どれだけ一体化しているのかが腕の見せどころ。
ちなみに、このフカヒレの姿煮は、仕込みに8時間もかかる。
それだけ丁寧に処理されているので、予約制だというのも納得だ。
フカヒレの形が全然崩れていなくてキレイ。
この美しさ！この丁寧な仕事！これが中国魚菜とも！
それにしても、これが5,500円のコース料理の中にあるフカヒレ煮込みだとは信じられない。
見て！れんげに全然乗りきれないサイズのフカヒレ！！
感動した！
しかも、これがめちゃめちゃ美味しい！！
濃い味なのかと思いきや、意外にも優しい味。
絶妙なのが、あんの塩加減。
こういうお料理は味や塩分が強くなりがち。
でも、とものお料理は食べ終わるまでお水を飲まなくても全然大丈夫。
それぐらい塩加減が絶妙。
その上でちゃんと美味しいし、すごく食べやすい。
これぞ、プロよ！！これぞ、ともよ！
ともの麻婆豆腐がNo.1だ
僕は麻婆豆腐が大好きだ。
「大好き」にも「何でも好き」と「好きにこだわりがある」の2種類があると思う。
麻婆豆腐に関しては、僕は後者だ。
そんな僕の心を鷲掴みにするのが、ともの麻婆豆腐である。
深い旨味、食べやすいのに気付けば汗をじんわりとかいてくる快感、そして豆腐の美味しさ！
それが、5,500円のふかひれショートコースに組み込まれているという喜び！！！
ともの麻婆豆腐は、本当に僕のオススメ。
ともは、お料理に手間を掛け過ぎている。こだわり過ぎている。
エビのお料理であれば、注文を受けてからエビを剥く。
お肉であれば、注文を受けてからお肉を切る。
麻婆豆腐であれば、注文を受けてから豆腐をパックから取り出す取り出す。
調理に時間はかかってしまうが、それぐらい”食材の鮮度”を大切にしている。
鮮度高い麻婆豆腐の豆腐は、食べると口の中でとろりと溶けるぐらい柔らかい。
そして、他では味わえないぐらいに豆腐の香りが良い。
高級なお豆腐を使っているそうですが、食べて分かるぐらいに違いがある。
それでいて上品な味。
最高よ！
味の濃い麻婆豆腐の中にあって、これだけお豆腐の味に存在感があるというのは驚きだ。
麻婆豆腐と白米を一緒に食べると、もうそれは至高の出会い。
すっごく美味しい！たまらんよ！！！！！
本当に美味しいので、白米は別途料金を支払ってでもお代わりをしていいかもしれない。
デザートは杏仁豆腐
最後はデザートまで！
シャインマスカットが添えてあり、ここで季節を感じることが出来る。
食べると、杏仁豆腐がとろっとろ。
うんまっ。
もちろん、これもともの手作りだ。
これで5,500円は破格過ぎて怖いぐらいだ
このコースの素晴らしさは、地元の人はもちろんだが、むしろ県外の人にこそ衝撃的かもしれない。
もし、ともが都心部にお店を構えていれば、このコース価格は今の2〜3倍以上は絶対にするはずだ。
しかも、お料理の質が高いというのもポイント。
とものコスパの良さは佐世保市だからこそであり、ともの努力の賜物に違いない。
そうまでしても、多くの人にとって「初めて食べるフカヒレ」でありたいという強い想いで頑張られている。
ちなみに、12月以降はまた何か限定料理を考えてみるそうなので、とものInstagramをチェックしてみてください。
店舗詳細情報
住所：長崎県佐世保市戸尾町３−１７ パークアベニュー戸尾102
営業時間：11時30分～14時（OS13時30分）、18時～22時（状況により変更）
定休日：不定休
電話番号：0956-37-6189
予約：電話、もしくはInstagramのDMで対応
駐車場：なし（近くにコインパーキングあり）
お支払い：現金
その他：店内でお食事券を販売中（11,000円分が10,000円）
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