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佐世保市権常寺町のすし処「元禄」(げんろく)に行ってきた!

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すし処 元禄(旧元禄寿司)

佐世保市の早岐地区に、ミシュランガイド長崎に掲載されたお寿司屋さんがある。

それが、すし処「元禄」(げんろく)。

ミシュランガイド長崎に載る前から人気は高く、ずっと自分も気になっていたお店。

ランチはお得ですし、とにかく美味しいと評判で、佐世保では珍しい江戸前寿司を提供されています。

っということで、回らないお寿司屋さんに行ってきましたよー!

場所はココ

長崎県佐世保市権常寺町1359−1

お店の前に専用駐車場があり、車が8台駐車可能です。

営業時間

12時~14時30分、17時~22時

定休日:水曜日

電話番号:0956-38-2307

創業46年の老舗

営業されて46年。

現在、2代目のご主人が厨房に立たれています。

リニューアルしたという店内は、お寿司屋さんとは思えないモダンな雰囲気。

宴会も可能で、宴会コースは4000円+お酒代という内容から受けているそうです。

少人数の宴会も大丈夫みたいなので、これからの時期は早めの予約がオススメです。

ミシュランガイド長崎に掲載

ミシュランに掲載されてから、県外からのお客さんも多くなったという元禄。

特にカウンター席が人気で、カウンター席はご主人が自らお寿司に味付けをして仕上げてくれる特別な席になっている。

ちなみに、ご主人は小学生のころから家族にお菓子を作っていたそうで、幼い頃からお料理が好きだったみたい。

カウンターの奥には、キレイな生花。

これ、ご主人が自分で生けているとのことで、多才さを感じる美しさ。

かといって、お店がかしこまり過ぎない雰囲気というのが気持ちが良い。

落ち着いた空間でありつつ、会話を楽しめるカジュアルさで満ちている。

メニュー

思った以上に安い!!学生さんも来るという情報にも納得!

ランチもですが、定番メニューも全然安い!

回らないお寿司屋さんということで緊張していましたが、このお値段なら回るお寿司屋さんより良いかも!

これで極上のお寿司が食べられるのだから、食べない理由が無い。

ちなみに、お支払は現金の他にクレジットカード、ペイペイに対応しています。

これが江戸前寿司か!

めちゃめちゃキレイ!!!豪華!

江戸前寿司に馴染みが無い人も多いかもしれませんが、ネタを寝かせたり、ひと手間加えたお寿司を出すのが特徴です。

更に、元禄ではシャリに赤酢を使っていて、シャリの色が茶色掛かっているのも特徴となっています。

上にぎり 10貫

元禄のお寿司は形がキレイで、寿司ネタとシャリのバランスも絶妙。

食べていると、ネタとシャリが同時に口から無くなるようになっている。

形、味に「美」を感じるからスゴイ。

これは、サワラ。

ネタを10日間寝かせて、藁で焼いたお寿司。

香りが良くて、確かな甘みがあって、初めて食べる美味しさ。

10日間寝かせたと聞いてビックリしましたが、今日水揚げされたものかな?と思うぐらい魚がキレイで、透き通った良い香りがする。

鮮度の高いお魚を丁寧に処理して寝かせるからこそ、甘みがある美味しいネタを作ることが出来るんだそうです。

こんなキレイな形のマグロのお寿司は初めて見ました。

マグロといえばお寿司の定番ですが、こんなに美味しいマグロが食べられるなんて感動。

マグロのポテンシャルってこんなに高かったのか。

ウニがトロける〜!!濃厚!!

平戸の赤ウニだそうで、すっごく美味しい!

そして、お寿司の形がこれもキレイ。

魚は鮮度の高い刺し身が一番美味しいと思っていましたが、職人が培った技術が加わったお寿司というのは、こんなにも美味しいんですね。

5日間寝かせたヒラスのお寿司。

大葉、もろみ、一味などが上に乗っています。

ヒラスの色、分かります?キレイ過ぎじゃないですか?!

普通に想像する「5日間寝かしたお魚」とは全然違う。

これが甘みがあって美味しいんだ!臭みなんて一切無くて感動するんだ!

全部美味しい

その他、イサキ、エビ、タイラギの貝柱、ヤリイカとありますが、全部美味しい!

ヤリイカとか、柔らかくて口から消えてくれるぐらいですし。

写真が多くなり過ぎるので省略させて頂きましたが、全部一級品です。

野菜のにぎり 各150円

珍しいのが、野菜のにぎり。

野菜のにぎりは仕込みに手間がかかるらしいので、出すお寿司屋さんというのが限られてくる。

それ故に、野菜のお寿司は美味しい!

なんのお寿司だろう・・・っと思いましたが、トマトでした。

トマトを二日間寝かせて、余分な水分が抜いたお寿司。

肉厚ですが、スッと食べられて、余分な水分が抜けていることでお寿司としてまとまっている。

素材の美味しさが引き立っていて、文句なしの美味しさ。

これも、一体なんだろう・・・っと食べてみると、茄子!

油で揚げて、鰹だしに漬けたもの。

上には大葉とマグロの削り節が乗っています。

鰹だしの旨味を吸った茄子の美味しいこと!

写真でも伝わると思いますが、茄子の水分の丁度良さですね。

これは、普段自分が目にしているオクラなのだろうか・・・オクラが高級感を纏っている。

茹でて、出汁に漬け込んで仕込んでいるそうです。

茹で加減といい、色といい、味といい、オクラが本領を発揮するとこんなに美味しくなるんだと感動する。

茶碗蒸し 500円

梅のあんが上にかかっている茶碗蒸し。

鰹だしで梅あんを割っているそうで、梅が強過ぎずに茶碗蒸しの味を引き立てています。

味が一つにまとまっていて、完成された美味しさを感じます。

江戸前寿司ってスゴイ

佐世保は新鮮で美味しいお魚がとれます。

なので、魚は「お刺身」「その日のうちに食べる」が一般的なように感じる。

「寝かせる」という技術が身近ではないのですが、「寝かせる」ことのスゴさをこの日は体験出来ました。

新鮮だからこそ「寝かせる」ことが出来て、魚の甘みをより引き出すことが出来る。

新鮮さによる「歯ごたえ」を取るか、寝かせることによる「甘み」を取るかなんだそうな。

まだまだ知らないお寿司の世界があることに、新しいワクワクを手に入れた気分です。

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